『こうして教会は』  2005年9月11日
「こうして、主のことばは驚くほどひろまり、ますます力強くなって行った。」
                                                使徒19:20
 イエス様昇天以降の教会の様子が記されている本書には、時々「こうして」と言う言葉が出てきま
す。それは、「何々の出来事があった、こうして教会がどのように成長していった、世界へ拡大して
いった・・・」と言う意味で用いられている言葉なのです。
 エペソはアルテミス神殿礼拝や商業で行き交う人が多い場所です。それはさながら、日本のよう
です。ここでパウロは伝道しました。困難も合ったでしょうが、伝道は進んでいきました。ご利的な
ものを求めていた人たちは本当のご利益、つまり永遠の命への希望を手にして、新しい人生へと
向かって歩み出しました。
 日本で話題の、ある定時制高校の教諭が出版した本を読みました。かれは揺るの繁華街に出向き
非行に走る生徒たちを保護して回っているそうです。あるときは暴力団から生徒を救い出すために
自分の小指を差し出したことも在るそうです。自分の限界を彼は認めつつも、生徒たちの失敗した
昨日と今日を受け入れ、希望の明日を手渡す役目を彼は続けています。
 聖書は、神様の愛で溢れています。失敗した昨日を受け止め、駄目な今日も抱きとめてくださり、
永遠の命い向かって明日を生かしてくださるお方、限界の無い愛を与え続けてくださるお方が、
我らの主イエス・キリストなのです。本当のご利益を求めるなら、ここにそれがあることを見出して
ください。
 初代の教会は、このようにして前進していきました、私達の教会もまた、キリストの愛を伝えつつ、
前進します。あなたの人生を、キリストの愛によって、またキリストの愛を伝えることによって前進して
行くことでしょう。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部牧師
榊原 宣行