『神の子孫』  2005年8月14日
「わたしたちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで造った金、銀、石
 などの像と同じ物と考えてはなりません。」
                                                 使徒17:29
 神の子孫って、誰のことでしょう?最近流行のダビンチコード関連の本を読みましたが、イエス様
の子孫がフランスに居たとか居なかったとか・・・。また日本の東北地方には、イエス様が逃れてきて
住んだ村があり、今でも子孫の方がおられるとか・・・。でも、上記の聖句はそのような意味ではあり
ません。
 キリスト教の伝道は、ますます盛んになってきました。パウロはアテネにも伝道を拡大し、福音を
語りました。アテネは、ギリシャ神話でもおわかりのように、八百万の神の概念が支配する場所です。
パウロが宣教した時代には、その神々でさえ一体なんなのか、さっぱり分からなくなっていたような
状況でした。そこでパウロは、まことの救い主について語ったのです。アテネの人々は、そういう
状態でしたから、新しい神を語っパウロを退けることなく、面白がって受け入れたようです。しかし
いざ復活の話になると、あきれ返った様子で、あざ笑うのでした。でもそんな中から。キリストを救い
主として信じるものたちも起こされていきました。
 アテネの人々は、自分達はゼウス神の子孫だと思っていました。しかしパウロはそんな考えを逆手
にとり、人間は神様の創造物なのだということを考え方の土台にしながら、「私達は神の子孫なの
です」と語ったのでした。人間は、偶然出来たのではありません。あなたの人生は、偶然の積み重ね
ではないのです。神様は、被造物であるあなたを愛しておられます。ですから、あなたは素晴らしい
存在であり、その人生には大いなる意味があるのです。神様が備えたもう永遠の世界を目指しつつ
この地上での歩みをたしかにしていこうではありませんか。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部牧師
榊原 宣行