『信仰の尊さ』  2004年11月28日
「聖なるものを犬に与えてはいけません。又豚の前に、真珠を投げてはなりません。それを
足で踏みにじり、向き直ってあなた方を引き裂くでしょうから。」          マタイ7:6
 イエスさまは時々ドキッとするようなことをおっしゃいます。ここを始めて読んだ方はびっくりした
ことでしょう。「豚に真珠」という言葉がありますが、それはここから引用されたものです。犬とか豚と
いうのは、当時のユダヤ社会では、低く見られた存在でした。これは当時のユダヤの宗教者たちに
向けた言われた言葉です。彼らは、地位も名誉もある人たちでした。しかしイエス様の言葉に耳を
傾けることをしなかったのです。ですからかれらは、神様の視野で見たなら、低い者たちということ
になるのです。
 人間が、どんなに勉強しても、地位や名誉を得ても、たとえ聖書を読んでいたとしても、教会に
来ていたとしても、もしも聖書のみ言葉を心に受け止めないなら、いつまでも自分の価値観を優先
にして神様を受け入れないならば、それはここで言われている人たちと同じなのです。私は、「私の
いうことをお聞きなさい」といいたいのではありません。神様の語り掛けに、耳を傾けてくださいと
申し上げたいのです。
 私が神学生時代のことです。私はその当時、ある教会で訓練を受けていました。たった一人で
公園に行って子供達に聖書の話しをするという、そういう訓練を受けたことがあります。なかなか私
の話すことを聞いてくれない子供達でしたが、一年間頑張って続けた結果、心が通うようになり
ました。そして研修が終わってお別れするときには、皆が泣いて別れを惜しんでくれたのです。
 こんな私でも、慕ってくれる子供達がいたことは、人生の大きな励ましとなりました。だとしたら、
私達が神様をお慕いするなら、神様はどんなにか喜んでくださることでしょう。今日は洗礼式が
ありました。今日イエス様を素直に信じて洗礼を受けた彼女のように、クリスチャンのお互いも、
まだまだイエス様を信じていない人も、素直に似主のみ言葉に耳を傾けていこうではありませんか。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部
榊原宣行牧師