『天に宝を』  2004年11月07日
「自分の宝は、天に蓄えなさい。そこでは虫も錆びもつかず、盗人が穴をあけて
    盗むこともありません」
                                                マタイ6:20
 昔から牧師が失敗するのは「金欲、名誉欲、性欲」だと言われてきました。確かにそれは牧師だけ
のことではなく、全ての人間にあてはまるようです。しかし、よく自体が悪いものではありません。
お金が無くては生活できませんし、それが豊かに与えられれば、それだけ教会への献金、又、
貧しい人々に施すことが出来るようになります。また、地位や名誉を正しく求めていけば、より良い
向上心を得ることが出来ます。また、性欲は神様が夫婦に与えた、素晴らしいものです。
 ところが、これらを自己中心的に用いたところに、罪が生じます。富にしても、名誉にしても、異性
にしても、誰がそれを創造し、与えられるのか、そこから目を離したときに、過ちが起こるのです。
今日のテーマは「富」ですが「お金なんてどうでもいい」と聖書は語っているのではありません。
お金を与えてくださる方にめをそそぐということ、その大切さを、イエスさまは語っておられるのです。
 イスラエルの三代目の王ソロモンは。イスラエル史上、最も富を得た王様です。しかし彼はそれ故
に、神様から目を離し、信仰的には失敗しました。彼の晩年の作であるといわれる、『伝道の書』は、
富を得ても神を失ったら空しいのだということを語っています。
 私達は、人生において最も大切であり、本当の富のあるところに目を注いで、生きる者でありたい
と思います。そのときに、与えられた富が、さらに祝福されるのです。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部
榊原宣行牧師