『罪と戦う』  2004年9月5日
「もし、右の目があなたをつまづかせるなら、えぐりだして捨ててしまいなさい。体の一部が
 なくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。」       マタイ5:29
 上記の聖句は、ずいぶん衝撃的な内容です。愛なるイエス様の言葉とは思えませんが、聖書を
よく読むと、イエス様は結構きついことをおっしゃったりしています。でも、それは罪に対して語った
時に限られておりますし、それはイエス様の一貫した態度なのです。
 イエス様がこれを語ったのは、罪と戦うように教えたかったからです。罪とは、先週のメッセージで
お話した通り、神を神としないということです。神を自らの神とさせない力が、この世には渦巻いて
います。その力と私達は、戦って勝利していかなければならないのです。
 姦淫の罪を犯していた女性が、イエス様の前に引っ張り出されると言う記事が、新約聖書に記され
ています。しかしこの女性は、イエス様に救われ、その愛に触れました。彼女のその後の人生に
ついては、詳しく書かれていません。ある人は、これはマグダラのマリアだと言い、最後までイエス様
に従い通したのだと言います。映画監督のメルギブソン氏もこの説を支持しているようで、映画
「パッション」ではそのような設定をしています。実際のところの詳しい話はわかりませんが、多分
この女性の生涯は、この後に大きく変えられたことでしょう。そして、以前のような姦淫の女ではなく
なったと思います。罪と戦い、勝利する人生を、この女性は選び取っていったことでしょう。
 神様の愛に触れたとき、人は変えられます。そして変えられたなら、逆戻りしないように戦って
行くのです。聖書は「あなたはそのままでいいんだよ」と言う愛のメッセージを語っていますが、同時
に「そのままで神様に受け入れられた者は、どのように生きるべきか?」という問いかけもしている
のです。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部
榊原宣行牧師