『喜びの星を見上げて』 2003年12月21日
「学者達はその星を見て喜びにあふれた」   マタイ2:10
 クリスマスは、イエス様をお祝いする素晴らしいときです。当方に住む博士達は、輝く星を見て、
救い主の誕生を知り、長旅をして礼拝を捧げました。博士とはペルシャに住む人たちだと言う
説もあります。ペルシャやバビロンは、かつてイスラエルを支配していましたから、聖書も伝わって
いたのですね。そこで救い主の誕生を知った博士達は、輝く星を見てそれを確信し、出かけた
わけです。
 博士達は、高価な贈り物を携えて、幼子イエス様を礼拝しました。それらは彼らの給料では
とても買えないような、高価なものだそうで、全財産をはたいて購入したと考えられます。そして
かれらは危険を承知で、パレスチナの荒野を旅しました。また、博士と言う職が帰ってからも
保証されたとは思えません。なぜなら、旅は数千キロで、多分1年や2年は片道かかったかもしれ
ないからです。そんなことをしてまで、彼らはイエス様の御降誕を祝ったのです。全財産をなげうつ
そして命をかけるほどの価値が、そこにあったからなのです。
 イエス様は、私達のために生まれてくださいました。そのときに星を見たのは、なにも博士だけ
ではありません。世界中の人々が見たはずです。またヘロデ大王や、宗教学者達もその星を確認
しています。しかし、それを救い主の誕生として受け止め、祝ったのは彼らだけでした。救い主の
喜びの星は、全ての人の上に輝いています。それを自分のものとして受け止めるかどうか、それは
お互いにまかされています。博士達が全てをかけた価値のある救い主の誕生は、あなたにも豊か
な人生を約束して余りある価値のものです。このクリスマス、本当の喜びの星を見上げて、救い主
の誕生を祝おうではありませんか。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部牧師
榊原宣行