『変わらぬ神の愛』 2003年11月23日
「主なる私は変わることがない。」                  マラキ3:6
 イスラエルの民は帰還がゆるされ、神殿と国の復興に取り掛かりました。ところが彼らは、この後
ふたたび神様を離れ、偶像を拝むようになってしまいます。そこで預言者マラキは、神の戒めを
伝え、神様を礼拝するようにと教えました。その時に語った言葉が、上記の聖句です。

 旧約聖書は、このマラキ書で終わっています。神はこの後沈黙しそれは四百年間続くのです。
そしてイエス様がお生まれになる時がやってきて、再び神の言葉が語られるようになります。ところ
が神は沈黙していても、時代としては実に激動でした。イスラエルを支配していたペルシャは
ギリシャにとって変わり、ユダヤ人はギリシャ語を公用語とされます。その後短期間の独立の時代
があったものの、今度はローマに支配されます。しかし神様はそんなことさえも、最善へと導かれ
ました。ギリシャ語は当時の世界の公用語になりましたから、イエス様の昇天後のクリスチャン達
はギリシャ語で福音を語ることが出来たのです。へブル語なら、世界へ向かって語ることは出来
ませんでした。そしてローマが陸路や海路を整えたことによって、世界に福音を伝えることが出来
るようになりました。「全ての道はローマに続く」と言う言葉があるように、それはローマの支配なく
してはありえないことでした。

 神様の時と私達のおもいは必ずしも一致するとは限りません。しかし目の前の状況が
どんなに絶望的であっても、神様は決して変わることなく私達を愛し、導いてくださるのです。
ですからこのお方に信頼し、従い、仕えてまいりましょう。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部牧師
榊原宣行