『Joy in Koinonia』 2003年10月19日
「共に恵みにあずかる者として...」
                                            ピリピ1:7
 私は、13年間タイやバンコクへの宣教師として派遣されていました。そして今年、母国である
帰国し、一旦この働きを終了しました。今までの皆さんのお祈りと援助に心から感謝致します。
 私が宣教した場所は、非常に困難な地でした。政治的にも宣教師は排除されるような場所でし
たし、文化的にもキリスト教とは無関係でした。しかし私が属していた団体”ワールド・コンサーン”
は貧困な場所には援助を、また水の無い場所には水道を、そしてハンセン氏病によって見捨て
られた方々には治療と療養所を提供しました。それによって人々の心は開かれ、キリストへと
導かれる人たちも起こされました。
 私自身も、様々な困難な状況の中で、神様の御業を仰いで参りました。あるときは宣教地を
移動中に、谷底に落下しそうになったことがあります。しかし主は不思議な方法で守り、落ちそう
になっている自動車も助けてくださいました。そこは決してクレーン車など通るはずの無い田舎道
でしたが、15分後にクレーン車が通り、谷底に落ちそうになっている私の自動車は助けられたの
です。聖書の字も読むことが出来ないような土地において、神様は奇跡や幻を通して、御業を示
されるのだということを知りました。そしてそれを経験し、多くの方がそのような主の業によって救
いの恵みにあずかりました。
 13年間の宣教の中で、私達宣教師と宣教地の方々は共に主の恵みの輪に入りました。これは
主にある素晴らしい関係”KOINONIA”です。そして祈り、援助してくださった皆さんも、同じく
この輪に入ってくださったと思っています。共に恵みにあずかる者とされていることを感謝申し
上げます。
酒井ペリー宣教師