『主は救われる』 2003年09月28日
「しかし主はイスラエルの名を天が下から消し去ろうとは言われなかった。」
                                            T列王14:27
 ソロモン王の後に分裂したイスラエルは、南ユダと北イスラエルの二つの国になりました。 
今日は北王国がどうなったかを見てまいりましょう。

北の国王ヤラベアムは、南王国に敵対する余りに、神様にそむいた政策、そして宗教観を持っ
てしまいました。それは悲しいことに、北王国に代々引き継がれてしまったのです。北王国は
その後ますます腐敗し、醜い権力争いを繰り広げます。そんな国でしたが、神様は決して彼ら
を見捨てず、愛して愛して愛し尽くしました。そしていつかまことの神に立ち返る日を待ち望ん
でおられたのでした。

 その証といえる出来事が、エリヤとエリシアという大預言者たちの登場でした。エリアは旧約
聖書を代表する預言者で、新約聖書にも度々引用される人物です。彼は偽の神を拝む者たち
と戦い、見事に勝利しました。そしてその弟子であったエリシアは、さらに大きな業を行い、神様
の栄光を人々に知らしめたのです。しかし残念ながら人々は悔い改めず、結局北王国はアッ
シリアによって、紀元前722年に滅ぼされてしまうのでした。

 私達の神様は、バツを与えて喜ぶようなお方ではありません。何とか愛を知って欲しいと願い
私たちを導こうとしておられます。しかし多くの人はそれに聴き従いません。そんな一人一人に
対して神様は怒っているのではなく、悲しんでおられるのです。そんな神様の前に、私達は
へりくだって仕える者となろうではありませんか。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部教牧師
榊原宣行