『ヤベツの祈り』 2003年09月07日
「ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った・・・神は彼の求めるところをゆるされた」
                                             T歴代4:10
ヤベツという人の名前が、T歴代誌の系図の中に登場します。他の人は系図に名前だけが
記されているのですが、ヤベツは数行だけ「彼は悲しみの人生から喜びの人生へ移り変わった
なぜなら、彼が神に呼び求めたからだ」と言う内容の記事が挿入されています。実はこの
ヤベツは、この個所以外には登場しないのです。彼は王国になる前の時代、士師の時代の
人だと思われますが、ほかに詳しいことはわかりません。しかしこの数行によって彼の人生は
良く現されているということが出来るでしょうし、近年彼の神への姿勢から恵みを受けた
ブルース・ウイルキンソン氏が書いた『ヤベツの祈り』と言う本がアメリカでも日本でも大ヒット
しました。

ヤベツと言う名前は「悲しみ」という意味です。彼が生まれたとき、母親は何らかの悲しみを
負っていました。イスラエルはそのときの状況を子供に命名するという習慣があります。
彼は悲しみの状況で、悲しみを背負って生まれ育ったようです。しかしその運命を逆転させる
方法を彼は見つけました。それは神に呼ばわると言うことです。彼は大胆に神に求め、祝福を
得ました。

私たちの人生には、様々なことが起こって来ます。悲しみや痛みを背負って生きなければ
ならない・・・これがこの世の現実です。しかし、その悲しみを乗り越える力がここにあります。
神様に呼ばわり、このお方と共に生きるときに、あなたの人生が変わるのです。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部牧師
榊原宣行