『モーセと共にいた神』 2003年07月13日
「わたしは必ずあなたと共にいる」
                                           出エジプト記3:12
先週はヤコブのお話をしました。彼によって家族はエジプトに移り住み、それから300年後に
登場するのがモーセです。その時代は、もうヨセフのことなど知らないエジプト王が支配して
いました。エジプトに定住したヤコブの家族は増え広がり、力を増して、一国程の勢いをもって
いました。エジプト川はこれを脅威と感じ、奴隷としてユダヤ人を抑制します。しかし彼らは
それでも衰えず、ついに王は新しく生まれる男の子を殺すように産婆に命じるのです。
ところが産婆は神を恐れ、王に従いません。そこで王は、ユダヤ人の全ての男児をナイル川に
投げ込んで捨てるように言い渡すのでした。
その頃、あるユダヤ人夫婦に男児が誕生します。その子を捨てることなど出来ない母は、
そっと逃すのですが、不思議な導きでこの子を王の娘に拾われ、王の家族として育つことに
なりました。これがモーセで、彼は40歳まで王家で暮らすのでした。
ところがある日、彼は同胞の苦役を守るため、エジプト人を殺します。それによって彼は王に
命を狙われることになり、荒野に逃亡し、ここで40年過ごします。
彼が80のとき、荒野で主はモーセに現れ、彼をリーダーとして立てて、全ユダヤ人のエジプト
脱出を行うと告げます。彼はとても受けることは出来ないと拒みますが、神様の奇跡を目の当
たりにして、リーダとしてたつことになり、その後は神様によって力を与えられ、見事脱出、
120歳になるまで出エジプトを導き、約束の地を目前として命を終えるのでした。これは紀元前
1400年代とも1200年代とも言われています。
彼は柔和な人間だったとありますが、神を怒らせるほどに弱虫だった様子も聖書に記されて
います。そんな彼が、なぜ40年も全イスラエルを率いて荒れた地を旅することが出来たので
しょう。それは、上記の聖書の言葉が本当だからです。そのモーセと共にいた神様は、今日も
あなたと共にいてくださいます。ですから安心して、この世の旅路を歩もうではありませんか。
ペニンスラフリーメソジスト教会日語部
榊原宣行牧師