『`全能の父なる神の右に座したまえり』 2002年10月13日
「神の栄光が現れ、イエスが神の右に立っておられるのが見えた」
                                            使徒行伝7:55
天に昇ったイエス様は、いまどこにおられるのか・・・それを使徒信条は「神様の右の座に
おられる」と明確に告げています。昔の日本などですと、左大臣の方が位が高いと言うこと
ですが、この当時の考え方で言うと右は最高の位をさしています。つまりイエス様は今、最高
の位に座り、私たちを導いてくださっているということです。もちろん本当の体があって座って
いるということではなく抽象的な意味ですが、その高い地位におられるお方が我らの人生を
導き、共にいてくださるというのです。
上記の聖句は、キリスト教最初の殉教者であるステパノと言う人が、今まさに殉教しようとして
いる、その場面で言われていることです。彼はキリストを述べ伝えた結果、人々に石を打ち
つけられて殺されました。しかしその彼の心中は、驚くべきことに不安だったのです、なぜ
なら、彼には神の右におられるお方がはっきりと見えていたからでした。そのお方はもう
座っていることが出来ずに、たって彼を支えました。ですから彼は苦難の真っ只中でも神を
信頼していくことが出来ました。ステパノが最後に残した言葉は「主よどうぞ、この罪を彼らに
負わせないでください」でしたが、これはイエス様の十字架の上の言葉と同じです。それほど
までに彼を支え、導き、永遠の命を確かに与えたお方が、今日もあなたと共におられます。
このお方こそ、最高位におられる主なる神なのです。
ペニンスラフリーメソジスト教会 日語部牧師
榊原 宣行